インターネットに続く革命といわれている 「ブロックチェーン」っていったい何?

今年に入って株式市場でも大半の銘柄が値下がりしているのに、逆にストップ高などを繰り返している銘柄があります。
プロックチェーン関連銘柄です。
具体的には、さくらインターネットやインフォテリア、フィスコなど 株式市場の今年のテーマ株として、話題を集めています。

でも、ブロックチェーンっていったい何?と聞かれても、まだわからない人が多数派だと思います。

ブロックチェーン
世界中に点在するコンピューターにデータを分散することで、中央集権を置かずに破壊・改ざんが困難なネットワークを作る技術

もともとは、ビットコインのコア技術としてブロックチェーンは開発されましたが、 いまでは、ブロックチェーンはビットコインにとどまらず、いろいろな分野で応用されようとしています。

特に、信用を担保するためにコストを掛けていた業務などは、非常に安価に従来の機能と同じことが出来るようです。
フィンテック・・・金融(Finance)」と「技術(Technology)」を組み合わせた米国発の造語ですが、
この技術のひとつに、ブロックチェーンという技術が使われると、決済などのコストが極めて安くなるようです。

非金融の分野においても、投稿や画像の所有権の管理など、昨年12月にiOS向けに登場した
スマホ専用ブロックチェーン著作権認証アプリ「Uproov」が、1月15日からAndroidでも利用可能になりました。
Uproovはブロックチェーン・テクノロジーを利用して、すべてを記録する「タイムスタンピング・システム」を採用しており、 Uproovを通して投稿された画像や映像はブロックチェーンでプロトコルとして記録されているため、 たとえ1ピクセルでも他者が手を加えたり、無断で転用したりできなくなっているとのことです。
現在の規制に守られたビジネスや、例えば信用構築のための認証制度など、 それ自体が不要な仕組みが出来てしまうと既存の仕組みの中でだけ活動しているといずれ淘汰されてしまう社会がくるかもしれません。

参考情報

動画でのブロックチェーン説明

ブロックチェーンセミナー:ブロックチェーンと金融

CFP 磯野正美