先日、経済セミナーに行ってきました。
日本の人口は近年減少局面を迎え、徐々に減っています。
単なる人口減少は全てをコンパクトにすればいいのですから問題ないのですが、「労働人口が減り、少子高齢化が進む」ことが問題なのだそうです。労働人口とは15~64歳までをいいますが、税金を納め、国を支えている人が減り、助成が必要な人が増えるというのは問題で、対処法を考えなければなりません。
出生率を上げることはもちろんですが、「女性」「高齢者」「外国人」を働き手として迎えるという方法もあります。
・ウーマノミクスで「女性が産んでも働けるよう環境を整える」政策があります。育児休業給付金をup、育児休暇を長く、保育所を増やすなど。
・年金が65歳からの支給になり、それに伴って2013年の「高齢者雇用安定法」改正より60歳以降も希望すれば同じ会社で継続して働けるようになりました。
・都内の駅表示は日本語以外に英語、中国語、韓国語など増えています。2010年のオリンピックもそうですが、国は外国人をもっと受け入れるということを考えています。
円安で外国人がたくさん日本に来ています。TPPもあり、今後は「世界は一つ」がさらに進むでしょう。外国人が増えると、治安が心配ということもあります。
そこで、賢い生活者へのポイントを思いつくまま書いてみました。
・女性が結婚したくても、相手の年収が・・・・と考えている場合には、二人で働く。
・消費税が上がるので、今まで以上に無駄なものは買わない。「必要なもの」と「欲しいもの」の区別を。
・お金を預けていても増えない今、貯蓄から投資へ。投資は長期で考える。
・税金を知ろう。税額控除をうまく利用する。
・NISAの非課税制度も利用価値あり。
・確定拠出年金のマッチング拠出、使わない手はない。
・住宅購入を考えている若い方へは人口減少の今、土地は上がらず必ずしも「購入」がベストではない。「賃貸」「購入」どちらもメリット、デメリットあり。中古物件も視野へ。
・アベノミクスで景気は上向きつつある? 金利が上がる可能性があるので、住宅ローンの借り換えも視野へ。
・医療保険は10回入院してやっと元が取れるって、健康に自信がある人はどう考える?
・・・ 続きはまた今度 (佐藤 広子)