先日、平成29年5月経済産業省の「次官・若手プロジェクト」がまとめた
不安な個人、立ちすくむ国家
~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~というタイトルの資料を目にしました。
www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf
「結婚して、出産して、添い遂げる」という生き方・・・・・1950年代生まれ:81%、
〃 ・・・・・ 1980年代生まれ:58%
「正社員になり定年まで勤めあげる」という生き方・・・・1950年代生まれ:34%、
〃 ・・・・・1980年代生まれ:27%
昨今は離婚、転職、一生独身など当たり前で、「サラリーマンと専業主婦で定年後は年金暮らし」という「昭和の夫婦像」は通用しない時代となりました。
また若い人でもサラリーマンとして勤めるのではなく「投資」「ユーチューバー」「広告収入」など新しい形の収入を得ている人が、堂々とそれを職業欄に書いてくるようになりました。(こういう職業は個人事業主となるわけですが、きちんと国民年金を払っているのか心配になりますが…)
まさに「多様な生き方」の時代に入ったわけです。そこで旧来の老後モデルケースが陳腐なものになった今、個人個人が「自分の老後はどうなるのかな?」と考える必要があります。
幸いなことに下記の図からわかるように日本は他国に比べ健康寿命が長く、また働ける内はいくらでも働きたいと考えている人が6割以上います。出かけるところがなく、かといってお金は使いたくないので一日中テレビをみて過ごしているなど、もったいなくてしょうがないですね!
体力に合った仕事を一日数時間働いて社会参加するというのはいかがでしょうか?
「生きがい」と「健康」、それに「マネー」が揃って「充実した人生」となるからです。
もし老後のくらしについて「私の場合はどうなるの?」と知りたい方は
FPみらいURL:http://fpmirai.biz/ の問い合わせよりお気軽にお申込み下さい。
CFP 佐藤 広子