先日、ファミレスでモーニングしていたとき、入口近くに置いてあった新築マンションフリーペーパーを見ていたらフラット35の制度改定の記事が載っていました。

なんとフラット35が2017年10月1日申込受付分より団信付きの住宅ローンになるとのことです。

フラット35は固定金利の住宅ローンですが、民間銀行の固定金利の住宅ローンとの金利比較などをする際、民間銀行はローン金利に団信保険料が含まれていますが、フラット35は団信は任意加入となっていたため、金利だけ見ると低い金利ですが、団信を別途加入したときの実質支払料で比較しないとどちらがどれだけ得なのかが、すぐに判断できませんでした。
これが、団信保険込み金利となることで、民間銀行ローンとの比較が容易になります。

現在、フラット35でオプションで付ける団信の保険料（特約料）は残高に対して年利換算で約0.358％となってますが、これが、10月からの一体化となる変更で0.28％の金利上乗せとなることで、実質0.078％値下げとなります。
このため、現在任意で団信を付けた場合に比較して総支払額では、新制度での総支払額が軽減されます。
どのくらい軽減されるかというと3000万を35年で借りた場合約35万円軽減されるようです。

下記は、住宅金融支援機構のリーフレットより抜粋

2017.8.15 CFP　磯野正美